※はてな移行後、完全に構成が崩れてしまい、現在、修正作業中です。

NZ・クラブフィールド紀行へようこそ!


【 クラブフィールドスキー場とは 】


ニュージーランド(略してNZ)には、クラブフィールドと呼ばれる、ロープトゥーがメインのローカルスキー場が存在します。クラブフィールドは、地元のスキークラブが運営する非営利目的のスキー場で、このような運営形態のスキー場は世界的にも大変めずらしいそうです。

 →クラブフィールドスキー場(Wikipedia English)
                 http://en.wikipedia.org/wiki/Club_skifield
私は2005~2009年までの5シーズンをかけ、お盆休みを利用して、カンタベリーエリアに存在するクラブフィールドを巡りました。各スキー場の解説、現地レポート、地図、近隣の観光スポットなど、右のメニューから直接お入りください。

当サイトの記事には、いわゆるコマーシャルフィールド(営利目的のスキー場)も含まれていますが、主にデジカメを使用し始めた2005年からの画像を中心に、日本人が行くことの少ないニュージーランドのローカルスキー場訪問の記録をUPしています。

また、書庫には、未滑走のスキー場や、未だ訪れたことのないスキー場も含めました。
今後の再訪の期待を込めて・・・

 


【 お知らせ 】


はてな」移行後に構成が完全に崩れ、現在、修正中(2020/06/02)
ほぼ、第1稿の完成をみる。長かった・・・(2016/07/28)
    第2稿、2004年までのQTエリアのコマーシャル関係(・・未定)
    第3稿、スキー場以外で訪れた観光名所などの記述(・・未定)
管理人が資格試験から解放され、4年越しの完成に向けて製作再開(2016/05/22)
野麦スキー場中心に活動中のFeeling Ski Schoolの女性インストラクターKaorinさんが、2015年にクラブフィールドを滑られました。たいへん内容の濃いレポートですので紹介させて頂きます。

   ・Feeling Ski with kaorin風味(http://kaorin-fss.cocolog-nifty.com/blog/)
          クラブフィールドツアー初日(2015/8/30)
      ~クラブフィールドツアー最終日(2015/9/5)

 


【 ニュージーランド 】


ニュージーランドは、赤道を挟んで、日本と反対側の南半球に位置する島国です。時差も3時間程度しかありません。英国連邦に所属しており、車は日本と同じ右ハンドルです。

NZの国土面積は268,680平方キロ。ざっと、日本の本州を東京~糸魚川で切って北海道を併せたような、そんな小さな国です。人口は約450万人。比較が難しいのですが、四国414万人、広島+岡山477万人に近いでしょうか。人口密度は約17人/km²・・・日本の人口密度約343人/km²と比較すると極端に低い数字ですね。「羊の方が人間より多い国」と称される由縁です。

ニュージーランドは南半球に位置しているので、季節は日本と真逆です。真夏の日本から真冬のNZへ・・・夏のオフシーズンにNZへスキーに行く日本人も多いのです。日本だけでなく北米からのスキーヤーも多いようです。

Wikipediaより→「ニュージーランド
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

ニュージーランドの首都は北島にあるウェリントン。芸術面、特に映画産業に関しては、近年、世界的に有名な都市となりました。ウェリントン以外の主要都市として、北島のオークランド、南島のクライストチャーチがあり、日本からの直行便は、このどちらかの都市の空港に到着することになります。フライト時間は往路の方がやや長く、成田からオークランドが11時間半。私が行き始めた頃は関空オークランド直行便もありましたが、現在では成田~オークランド便が、ニュージーランド航空によって1日1便が運行されているようです。(頻繁に変わるので確認してください。)

 →ニュージーランド航空 http://www.airnewzealand.jp/home

※ANA・ニュージーランド航空の共同運航便というのもあります。
大韓航空関空発~インチョンを経由する方法や、カンタス航空でオーストラリアを経由して行く方法などもあります。格安航空チケットなどで探してみて下さい。

いずれにしてもNZに行くのは大変な長旅には違いありません。ある年などは、自宅→関西空港羽田空港→リムジンバス乗換→成田空港→オークランド空港→クライストチャーチ空港→レンタカー→宿泊先・・・といった具合で、自宅から宿泊先に落ち着くまでに30時間近くかかった事もありました。これを、スキーとブーツを含めた荷物24~25kgと共に移動するのですから、体力もと忍耐力の限界にチャレンジしているようなものですね。

さて、このニュージーランド航空、機内安全ビデオが実にユニークで、世界的にも有名なんです。

ニュージーランド航空・公式YouTubeより 】
 →「ボディペイント編」国内線のみらしく、私も一度しか見たことがありません
 →「ボディペイント編の続編?
 →「ホビット編」言わずと知れた映画「ホビット」のパロディ
 →「野外サバイバル編ディスカバリーチャンネルの番組「サバイバルゲーム」のホスト、ベア・グリルスが「サバイバルゲーム」のパロディで出演。番組を見てない人には面白味はわからないかも。

 


【 航空券の手配に関して 】


私が航空券の手配で特にお世話になったのが、ツアープランナー・ケイの國友さんでした。NZに行けなくなった2010年以降も年賀状を頂いております(笑)

      ・有限会社 ツアープランナー・ケイ      http://www.tourplannerk.jp/

   TOUR PLANNER K CO. LTD.

   東京都国分寺市東戸倉2丁目8ー32

 

個人旅行に変更することで、それまで一人当たり約30万ほどかかっていた渡航費用が、現地5日間(往復の航空券、レンタカー、宿泊、リフト代、ガソリン代など含む)で、約25万ほどに抑えることが可能となりました。現在でも大手フェローツアーなどでは35万前後、有名デモなどの同伴ツアーになると40~50万以上が相場ですから、個人旅行は、かなりリーズナブルだと言えますね(笑)

 

1日当たりの内訳を大ざっぱに書くと、宿泊(モーテル)5,000円、レンタカー(4WD)8,000円、ガソリン代2,000円、リフト代5,000円、食費(地元のスーパー利用)3,000円・・という感じで、1日当たり23,000円ほど必要でしょうか?

これに往復の飛行機代が加算されます。当然のことながら、複数でレンタカーを借りると、それだけ割り勘にできますから、大勢で行くほど割安になる・・・ということになりますよね。

 


ニュージーランド ドライビング・トラック マップ 】


2009年までに関係のあったスキー場と全通過ルート(新しいタブで画像を開く)

ピンクのマークがクラブフィールド

青のマークがコマーシャルフィールド

 

私がNZを初めて訪れたのは2002年。系列会社に勤めるスキー仲間のSAK氏に付いて行ったのが始まりです。SAK氏は、長年、お盆休暇を利用してNZへ行っており、英語も堪能で、NZスキーのベテランと言える人物でした。当初、私は英語が全く出来ず、SAK氏に休暇を合わせて連れて行ってもらっている状態でした。2004年までの3シーズンは、クイーンズタウン近郊のコマーシャルフィールドを中心に滑り、SAK氏のお世話でヘリスキーも経験しました。

2004年に、ある印象的な出来事を経験し、それを機に現地フリーのパック旅行を止め、翌2005年からレンタカーで移動する個人旅行に変更しました。この出来事が無ければ、NZの南島のカンタベリーエリアを走り尽すような、そんなワイルドな経験は出来なかったでしょう。

人生を変えたある2つの珍事?とは・・・(笑)→「個人旅行に変えたきっかけ

 


【 スキー場訪問の記録 】


さて、前にも書きましたが、NZという国は、日本の本州を東京~糸魚川から切って、北海道を付けたしたような広さです。そんな中に約24か所ほどのスキー場があります。一方、日本の場合、埼玉~山梨~新潟のラインから北の道県にあるスキー場の数は、なんと380か所以上!人口密度から考えると、当然の結果なのかもしれませんが・・・

Wikipediaより→「日本のスキー場一覧

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E5%A0%B4%E4%B8%80%E8%A6%A7

Wikipediaより→「 ニュージーランドのスキー場一覧

https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_ski_areas_and_resorts_in_New_Zealand

 

※日付をクリックするとYahooボックスのBestアルバムへ飛びます。
※スキー場名をクリックすると、各スキー場の紹介へ飛びます。

第1回 2002/8/14~8/15
            リマーカブルズハリスマウンテン・ヘリスキー

第2回 2003/8/12~8/14
            トレブルコーン×2

第3回 2004/8/13~8/14
            リマーカブルズコロネットピーク

第4回 2005/8/13~8/15
           カードローナ, オハウ, ウェルダネス・ヘリスキー,(▲Foxピーク

第5回 2006/8/14~8/16
            ▲クレイギーバーン, ▲Mtチーズマン, ▲ポーターハイツ,(▲アワキノ

第6回 2007/8/13~8/15
            ▲ブロークンリバー×2, ポーターズ

第7回 2008/8/13~8/17
            オハウラウンドヒル, ポーターズ,▲Mtチーズマン,▲Mtオリンパス

第8回 2009/8/12~8/16
            MtドブソンラウンドヒルMtハット×2、 ポーターズ、(▲Foxピーク

《注釈》▲はクラブフィールド、()行ったが滑れなかったスキー場、
    ポーターハイツは2007年よりポーターズと名称変更した。

 

 


【 ナッツクラッカーとミトン 】クラブフィールドを滑る必需品!


クラブフィールドにチェアリフトは無く、ロープトゥーに引っ張ってもらわねばなりません。・・・が、そのロープトゥーを利用するには、ロープを掴むナッツクラッカーと、掴むきっかけを作るためにロープを握るミトン、そしてナッツクラッカーと身体を結び付けるハーネスが必要です。

ナッツクラッカーは日本での入手は困難でしょう。しかし、現地で貸してくれるので(※1)、日本から準備して行く必要はありません。スキー場によっては販売している場合もあるので、クラブフィールドの記念に購入するのも面白いでしょう。私は初めて滑ったクレイギーバーンで購入しました。

貸してもらえるとはいえ、場合によってはガタのある古い物だったりすることもあるので、次に行く機会のある方は購入しておくのがベターです。ハーネスも貸してもらえますが、皮製の腰ベルトタイプが主となりますし、外人サイズで身体に合わなかったりするので、クライミング用ハーネスを自前で準備するのが良いでしょう。

その際、大切なのが、ハーネスとナッツクラッカーをつなぐ太目のロープ(クライミング用のスリングなど)を準備しておくことです。

(※1)基本有料ですが、これはビジターである為と思われます。ビジターに無償で貸してくれる所もあるようです。現地にて確認して下さい。


クレイギーバーンで購入したナッツクラッカーとミトン。そして自前のクライミング用ハーネス。ナッツクラッカーは滑る時にじゃまになるので、ハーネスのギヤ・ホルダーに突っ込みます。
何となく短剣を腰に差した気分(笑)


ミトンは無くても大丈夫ですが、スキーグローブの痛み防止とロープを握る時の滑り止めとしてスキーグローブの上から装着します。


こんな感じ・・・
ちなみに、滑る時はこのままストックを握っても問題はありません。
一応、右手用なのですがロープトゥーが左にある場合は、左手に着け替えても支障はありません。


ナッツクラッカーとハーネス・・・
大切なのはこれらを結び付ける太目のロープです。長過ぎると疲れますし、短いとロープを挟み難い・・・現場で調整できるようにしておくと良いでしょう。
うまく調整できたら、手でギュッと握らなくても、手をナッツクラッカーに乗せるだけで移動できるようになります。


ナッツクラッカーはこんな感じ・・・
なるほど、胡桃割り器に似ている。右の部分にロープを挟みます。
動いているロープをいきなり挟むことはできないので、予め手でロープを掴んで滑り始め、もう片方の手に持ったナッツクラッカーでロープを挟みます。
あとは、ナッツクラッカーが開らかないよう、軽く押さえていれば、ロープトゥーの頂上まで運んでくれます。抜ける時はナッツクラッカーを外すだけ・・・

 

 


【 リフト券とレートの関係 】


洋の東西を問わず、スキー場を滑るからにはリフト券を購入しなければなりませんが、NZの場合、特にクラブフィールドのリフト料金(1日券)代がいくらなのか?とても気になる所だと思います。NZの場合、メジャーなコマーシャルフィールドで90~105NZドル、ローカルで80NZドルが相場です。クラブフィールド場合、コマーシャルフィールドに比べるとかなり安いものの、価格には開きがあり、日本から訪れる非会員の場合、50~75NZドルが相場となります。

気になる為替レートですが、現在(2018/08)1NZドルが75円です。従って、クラブフィールドをビジターで1日滑るには、3600円~5600円程度の予算が必要になります。日本の場合、リフト1日券は3500円~5000円が相場ですので、ほぼ日本と同じ感覚になると思います。ちなみに、コマーシャルフィールドの場合だと、105NZドル→7875円!結構、お高いですね・・・

なお、NZドルは平均すると70円台ですが、この10年間で65円~95円の間で変動しており、リフト1日券が75NZドルのクラブフィールドでも、その価値は4700円~7000円の間で常に変動しているという事を意識しておいて下さい。

 


【 レンタカーを借りる際に留意すべき点 】最後の渡航2009年時点の話


クラブフィールドに行く場合、4WDのレンタカーを借りるのは必須です(※2)。2WD車だと、天候によってはスキー場まで上がらせてもらえません。<レンタカー契約の際は、必ずチェーンも借りるようにして下さい。NZではスタッドレスタイヤは一般的でなく、レンタカーにスタッドレスタイヤは装着されておりません(笑)また、チェーンのサイズは必ず確認するようにして下さい。私自身、スキー場の手前で、いざチェーンを装着しようとした時、サイズが合わなかった・・・というトラブルを経験しています。また、タイヤの山(溝の深さ)を確認しておくのもポイントです。NZのレンタカーには、日本の規準では、まず車検に通らない、山の無いタイヤが装着されている場合があり、クレームを言って交換してもらった事もあります。日本国内の感覚のままでいると、未舗装の山道で取り返しのつかない結果を招くことになりますので、十分にご注意下さい。

そして、車両保険に関する重要なポイントなのですが、国道から外れてスキー場のアクセス路に入った瞬間から車両保険は適応外となります。つまり、スキー場のアクセス路で車を谷に転落させて全損させても、保険は下りなということです。クラブフィールドに限らず、このようなリスク(※3)があることを留意しておいて下さい。

 

(※2)2WD車が麓で足止めを食っても、ヒッチハイクすれば気軽に乗せてもらえます。1台の車に一人だけの時はパトロールが来て、誰か乗せてやってくれ・・・というようなことを言います。私も何度かヒッチハイクで乗せたことがありますよ(笑)

(※3)日本ではあり得ないリスクが存在する点に関しては、クラブフィールドに限らず、コマーシャルフィールドにおいても同様です!ご注意下さい。

 


【 現地に居を構える個人旅行代理店の話 】


クラブフィールドへ行って安全に戻るには、どうしても4WDのレンタカーとチェーンが必要です。前述の通り、2WDだとスキー場まで行くことが出来ない場合もあるのです。しかし、NZでは、スキーシーズン中の4WDレンタカーの人気が非常に高く、いざ、現地で車を借りようとして4WD車が出払ってしまっている・・・なんて最悪のケースも考えられるわけで、実際、2007年にはロードオブザリングの撮影隊がクライストチャーチ近郊の全ての4WDレンタカーを押さえてしまう・・・なんて事件もありました。そんなわけで、私は、レンタカーと宿泊先の確保に関しては、予め日本で済ませておくよう、常に心掛けていました。

ところが、私がNZでレンタカーを活用し始めた2005年当時は、レンタカー会社のインターネット予約サイトが普及しておらず、メールで直接やり取りする必要がありました。そこで、英語メールに自信の無かった私が目を付けたのが、日本語の通じるスタッフがいる現地の個人旅行代理店でした。当時、そんな会社が南島に2社ありました。その内の1社が「グローバルネット」だったわけです。(※2005年に利用したもう1社は対応が悪かった)

「グローバルネット」は、個人旅行のみならず語学留学やワーキングホリデーの手配も行う現地の旅行代理店です。2006年当時はクライストチャーチに事務所を構えていました。代表の上田氏は日本のスキー場に勤務していた経験を持つスキーヤーでもあり、私がクラブフィールドへ行くという事情を良く理解してくれ、レンタカーの手配に関してはずいぶんと配慮してくれたように思います。

私が遭遇したレンタカーのアクシデントの一例を挙げると・・・(笑)

      ・レンタカー代金の二重請求?
      ・レンタカー消失?事件
      ・パンク
      ・タイヤチェーンのサイズが合わない
      ・タイヤの山が無くツルツル

現地3~4日の日程で、1500km以上走る旅の途中で(時に1800km走った年も)、段取り良くトラブルを解決するために留意した点ですが、まず、上田氏に電話連絡を入れて事情を説明し、上田氏からレンタカー会社に事情を説明してもらい、その後に私が車を持ち込むようにしました。つまり、Hiro(上田氏)のお客が、こんな事情で困っているんだ・・・と、レンタカー会社に事情を理解してもらうよう、配慮してもらったいうことです。結果として、トラブルの際に上田氏に立ち合ってもらう様な事態は一度もありませんでした。

 

ちなみに、旅行代理店を通して予約をするということは、それなり手数料が発生して割高になるのは否めません。しかし、例に挙げたようなアクシデントに遭遇した際の保険と割り切って考えていました。ずれにしても、2006年から2009年の最後の渡航まで、上田氏にはいろいろとお世話になりました。私のスキーレポートが「お客様の声」としてグローバルネットのサイトに掲載されたこともありましたよ(笑)

      ・グローバルネット(Global Net New Zealand Ltd.) http://www.globalnetnz.com/

   Unit 6, Level 5, Southern Cross Building, 59 High Street, Auckland, 1010

 


【 宿泊に関して 】


クラブフィールドが集中するカンタベリーエリアの73号線の沿線に宿泊施設が点在しています。

 

☆☆スプリングフィールド(Springfield)☆☆

いちばんスキー場に近い集落となります。

→Springfield(WikipediaEnglish) https://en.wikipedia.org/wiki/Springfield,_New_Zealand

 

Smylies accommodation

オランダ人のコリンと日本人のケイコさん夫妻の経営するYHA。経営は先代から始まったようで、ケイコさんは、なんと、ワーホリのまま居着いて現在に至っているそうです(笑)

この宿の売りは、何と言ってもケイコさんの手料理!実際、遠い旅先で家庭的な食事にありつけるのは大変貴重です。時に日本食が食べられるのも魅力。

リビングの薪ストーブと古書の並んだ本棚、食事の後は薪ストーブに当りながらボンヤリと・・・。一応、日本式のお風呂もあります(男女共用なのでタイミングが難しいんですけど)

コリンは日本語、英語も堪能で、また、ポーターズ・スキー場のオフィシャルでもあるので、マイクロバスによるポーターズまでの送迎は、基本、毎日可能。子供達の、トシ、エリカ、ジョージも日本語堪能です・・・

ちなみに、この宿の唯一、最大の問題点は、2007年以降、お盆休みの期間は、アルペン競技・元オリンピック代表の岩谷高峰さん主催のレーシングキャンプで専有されてしまい、一般人の入るゆとりが全く無くなってしまった点です。岩谷さんは、とても気さくな方なのですが、日本人の集団に見ず知らずの日本人が溶け込むのは、欧米人の集団の中に溶け込むより難しい!!

また、パラリンピックチェアスキーの金メダリスト、大日方 邦子さんも良く利用されていました。一度は半相部屋になってびっくりでした。彼女のチェアスキーが印象的でした。

ちなみに、この「スマイリーズ」というネーミング、英語圏の人々にとっては少々変わったネーミングらしく、必ず笑います。日本で言うなら?大笑旅館?みたいな感じなのかもしれませんね。

 →Smylies accommodation  http://www.smylies.co.nz/

 →Google Street View

 

Springfield Hotel & Backpackers

地球の歩き方」などのガイドブックに掲載されている老舗ホテル。1階のパブは有名だとか。しかし、日本人の飛び込み客には少々敷居が高いか?!いつの日か、ここに泊まるのが夢(笑)

 ⇒Google Street View

 

The Sprinfield StoreとThe Yelloshack Cafe Springfield

いわゆるコンビニです。お目当てのスキー場がOPENしているか?など、朝の買物ついでに、ここで情報を入手してから山に向います。

※ちなみにスキー場のオープン情報はSmylies Accommodationで聞くことも可能。

 →Google Street View

Springfield Motel & Lodge

73号線から道一本、中に入った静かなモーテル。私は利用したことはありませんが、朝のランニングコースの途上にあり、印象に残っています。ランニングの途中、この宿から出てくるポーターズのカナダ人スタッフに何度か遭遇し、挨拶を交わしたところ、兵庫県ハチ高原スキー場にステイしていたそうで、大変驚きました。

 ⇒Google Street View

 

☆☆ダーフィールド(Darfield)☆☆

スプリングフィールドクライストチャーチのおおよそ中間に位置する小さな鉄道駅の街。スプリングフィールドまで15分足らずであり、また、クライストチャーチ側に位置しているので何かと便利です。Mt.ハットやMt.オリンパスに行くにも比較的便利な位置でもあります。

そして、なんといっても、ダーフィールドにはスーパーマーケットがあって(※4)、長期ステイする際、たいへん重宝するのです。

(※4)スプリングフィールドにはコンビニしかありません。

→Darfield(Wikipedia English)https://en.wikipedia.org/wiki/Darfield,_New_Zealand

 

Darfield Motel

73号線に面した広い駐車場のある宿。スーパーに近いので不自由しません。モーテルなので、基本、ホテルと違い、フロントを経由せずに部屋への出入りが可能。朝の早いスキーヤーには都合が良かったです。

広々とした芝生の庭が印象的でしたが、近年、向いに建物ができた模様・・・

 →Google Street View

 

Darfield Hotel

飛び込み宿泊した知人によると、部屋数は少ないが気持ちの良い宿だったそうです。その時の料金は現地価格だったので一概に比較はできませんが、私の泊まったDarfield Motelより安かったとのこと。一階が感じの良いバーとレストランになっている点も魅力です。他のレストラン同様、一品がものすごい量です(笑)

 →Google Street View

 

Four Square Darfield

ダーフィールドにある、いわゆる普通のスーパーマーケット。Four SquareはNZのスーパーのチェーン店です。

食品、雑貨、その他、生活必需品の大半を手に入れることが可能。ここで買ったシーズニングの瓶は今でも記念に持ってます。

 →Google Street View

 

 

☆☆シェフィールド(Sheffield)☆☆

ダーフィールドとスプリングフィールドの中間にある村。スプリングフィールド、ダーフィールドと同様、鉄道駅があります。何の変哲も無い73号線沿いの村なのですが、ここを走って目に付くのがパイ専門店の看板!!

 →Sheffield(Wikipedia English) https://en.wikipedia.org/wiki/Sheffield,_New_Zealand

 

The Famous Sheffield Pie Shop

ここのお勧め一番はなんと言ってもラム・パイ!

クラブフィールドのお昼弁当には、この店のラム・パイとビーフ・パイが最高です!日本でいうなら長野名物の「おやき」みたいな感じでしょうかね?ダーフィールドに宿泊した場合、ここでパイを買って、そのままクラブフィールドに向かうことができます。(スプリングフィールドからだと、一旦、クライストチャーチ方面に戻ることになる)

 →Google Street View


イメージ 10




目を惹く看板に思わず車を停めると・・・


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これまた目立つ看板のパイ専門店・・・

パイは全般に、他の店よりも少し大き目サイズで、食べ応えありです。



【 観光 】73号線界隈の名所?など、少々・・・・


73号線沿線には、これといった観光地が無いのですが、押さえておくべき名所は存在します。

☆☆キャッスルヒル(Castle Hill )☆☆
73号線を北上し、ポーターズの看板を過ぎると、右手に奇妙な岩が林立する広々とした場所が見えて来ます。マオリ族の聖地でもあり、ボルダリングで世界的に有名なキャッスルヒルです。

 →Castle Hill (Wikipedia English) https://en.wikipedia.org/wiki/Castle_Hill,_New_Zealand
 →Googleストリートビュー


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キャッスルヒル、2007年。

まさに「岩城」ですね・・・


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先に進むと奇妙な世界が広がっています・・・


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この雰囲気・・・

NZの先住民、マオリ族の聖地だったというのがわかる気がします。


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キャッスルヒル、2009年・・・

舗装された道が完成し、ぬかるみに足を取られることは無くなくなりましたが・・・

マオリ族の聖地を・・・?!








☆☆アーサーズパス方面(Arthur's Pass)☆☆

73号線沿線のクレイギーバーンから更に北に先に進むと、アーサーズ・パス国立公園のエリアに入り、独特の風景が広がります。ワイマカリリ河沿いの道は、一部に道幅の狭い場所もありますが、舗装は滑らかで、比較的快適なドライブルートとなっています。

近隣に、テンプルベイスン・クラブフィールド(Temple Basin)があるのですが、73号線沿いの駐車場から約2.5km(約50分)登山をしなければスキー場に着かない・・・大変なスキー場です(笑)

 

 →Arthur's Pass(Wikipedia English) https://en.wikipedia.org/wiki/Arthur%27s_Pass

 →Arthur's mountain Pass https://en.wikipedia.org/wiki/Arthur%27s_Pass_(mountain_pass)

 →Google Street View

 →Google Street View

 →Google Street Viewー


イメージ 16




独特の風景が広がります。

フィヨルドランド的な風景??


イメージ 17




アーサー峠駅・・・(笑)










イメージ 18




アーサーズパス、最高地点(笑)

ドブソンタワー

この手前400mほどの道沿い(右手)にTemple Basinの駐車場があります。







イメージ 19

Waimakariri河に浸食された広々とした谷を行く快適なドライブ路・・・



【 その他もろもろ 】巡った場所などの紹介・・・・


レンタカーを活用し始めた2005年以降、スキーの合間に一人でドライブした一部を紹介します。

※※以下、編集予定・・・・・・
☆☆ スプリングフィールド写真館
☆☆ Omarama, Kurow
☆☆ Hakataramea valley&pass(2006)
         ハカタラメア峠 - ニュージーランド・クラブフィールド紀行
☆☆ Oamaru, Moeraki, Palmerston(2006) 
☆☆ Ashburton(2006)
☆☆ Twizel, Ohau(2005)
☆☆ Fairlie(2008,2009)
☆☆ Hanmer Springs, Clarence valley(2007)
☆☆ Kaikoura(2007)
☆☆ Akaroa(2007)
☆☆ Glenorchy(2002,2003,2008)


 

Schi Heil !!  

 

(20170729)→(20200601)→(2021/10/07)