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Broken River 2007/Aug/14(Tue)

【 ブロークンリバー / Broken River 】 2007/Aug/14(Tue)


   【時間】 11:00~13:30  【天候】雪~曇り  【気温】比較的寒い  【同行者】SAK隊員
   【用具】ガルモント・アドレナリン K2・マックS  【リフト待ち】なし  【ゲレンデ状況】終日、パウダー

本日もオープンはブロークンのみ。SAK隊員と共に定刻8時にスマイリーズを出発。出た時は良い天気だったが、途中、猛烈に吹雪く。

アクセス路の途中で、スマイリーズで一緒だった富山のフリーター・グループが乗る2WD車が立ち往生・・・同じ日本人としては放置はできない。前に停めて脱出を手伝う。その時、珍しく雪で滑って転んでしまう。

富山グループの脱出を見届け、さて我々も行こうとした時、驚いたことに、今度は助けた我々が動けなくなる。
チェーンを装着した4WDなのに発進ができないのだ。もの凄く軽くてサラサラの雪でタイヤが空転してしまう。あれよあれよ・・・という間に、車はカーブの内側の路肩の方へと流れて行く。こんな雪質は初めてだ。

危機的な状況の我々の脇を、地元の4WD車が猛然と突き進んで行く。そうか!止まると発進出来ないということらしい。我々を助けようにも止まれないということである。珍しく雪で滑って転んだのもそのためだった。

それにしても、タイヤは空転を繰り返して、車は流れて落ちて行くばかりだ。もし、これがフォックスピークの登りだとしたら、谷の方へと落ちて行き完全にアウトである。少々、恐ろしくなった。

何とか脱出してものの、それから上の駐車場までは全開で走った。この時は、特に違和感なく運転が出来た。日本には無い不思議な雪質である。海外では意外な所で命取りになる可能性があることを痛感した。

結局、ゲレンデに上がったのは11時を過ぎてからとなる。
かなり遅くなったが、その分、天候が回復しており、昨日はクローズだったリッジ・トゥーも運転している。
視界も良く、雪質も最高で、快適に滑ることができた。滑走の途中でTOMOさんにも何度か会う。

帰りの心配があったので、早めだったが14時に下山。積雪があったので駐車場まで滑って降りた。
時間があったのでアーサーズパス方面へ、テンプルの下見も兼ねてドライブしてみる。

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スマイリーズを出た頃は特に問題も無かったのだが・・・
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途中から空模様が怪しくなる。
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やっとの思いで駐車場まで到着。
今回はヤバかった・・・

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有名な「天国への階段」・・・
これがまた歩き難いのだ(笑)

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天国の階段」から下界を見下ろす・・・
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昨日より積雪はやや増えて・・・

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視界もまずまず、パウダー日和である。
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周囲の山々も積雪が増えた。
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メイン・トゥーを越えて、コースの際々の所から、乗り場に向かって滑る。
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次第に青空が見えるようになってきた。
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こんな素晴らしい風景だったとは・・・
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難所のリッジ・トゥー・・・
ここはボーダーにとっては難しいだろう。

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リッジ・トゥーからナーバス・ノブへアクセスすると、ブラックダイヤモンドな斜面が、いくつか滑れるようになっている。

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岩の間をトラバースをしながら、滑走コースを選ぶ。
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アラン・ベイスン側もコースだが、この日は雪崩れており、滑る人も少ない・・・
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岩の間をすり抜けて滑る・・・
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ナーバス・ノブの一部
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斜度もそこそこにあり、スリリングな斜面である。
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頂上から滑り降りて来るというわけ・・・
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アラン・ベイスン側は、ロープトゥーへのアクセスが悪くなるので、ロープトゥー側を滑ることが多いようだ。
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ナーバス・ノブの裏側の風景。
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チーズマンなどから見る風景と共通のエリアである。
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下界のフロック・ヒルの風景をバックに・・・

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さらばブロークンリバーよ、また会おう!

Schi Heil !!