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Mt Olympus 2008/Aug/17(Sun)

【 Mtオリンパス / Mt.Olympus 2008/Aug/17(Sun)


   【時間】 10時ぐらい~3時過ぎ  【天候】晴れ  【気温】普通・あたたか?  【同行者】単独
   【用具】ガルモント・アドレナリン K2・マックS  【リフト待ち】若干あり  【ゲレンデ状況】湿雪?非常に滑りにくい

朝、コリンにスマイリーズのPCでスキー場のオープン状況を調べてもらうと、オリンパス、オープンとの事。3年目にして、やっとチャンスが巡って来た。

・・・が、昨夜はスプリングフィールドでもかなりの積雪があり、先の道路状況が全く読めない。何と言ってもオリンパスの場合、途中の山道がひどいという。この積雪では危険を伴う可能性がある。ケイコさんは辞めた方が良いんじゃないの・・・という。コリンも今日はお勧めはしないと言った。ついてない・・・。

しかし、このまま諦める手は無い。行ける所まで行って、ダメなら撤退してMt.ハットに行くことにする。Mt.ハットを確認すると、問題無くオープン。

コリン情報によると、本日はオリンパスでクラブミィーティングが予定されており、ある程度、来客が見込まれるという。つまり、アクセス路でトラブルに巻き込まれても、救助のために、何らかの人手が見込まれる状況ということだ。いずれにしても無理をしない約束で、8時半、スマイリーズを出発した。

シェフィールドのパイ屋さんで昼食を調達し、73号線の途中からインランドシーニックルート72(一部区間)を経由して77号線に入る。

一旦、積雪は消えたが、グランタネル(Glentunnel)の付近から、周囲は雪景色である。クライストチャーチ側に来始めてから初めて見る雪景色である。

ウィンドホイッスル(Windwhistle)から、コールリッジロードに入る。
この道は2006年にハカタラメア峠からスプリングフィールドを目指していた時、日没後に迷い込んだ思い出の道である。当時は6kmほど進んでしまい、外灯も無い真っ暗な道を後戻りした。その時の焦りは今でも覚えている。その後も何度か迷い込んでUターンしている。どうやら、三叉路の構造が良くない様子で、コールリッジロードに誘導されてしまうようだ。今になって考えれば、当時の道迷いも、今日の日の為の下見だったと言えなくもない。懐かしさにかられながら走る。

途中、数台の車が雪に埋もれたまま路肩に放置されており、これはアカンやろ・・・と撤退の覚悟を決める。ただ、路面には多くの轍があり、先に進むことは可能だった。後で考えればクラブ員が多く通過したということだろう。

途中から道はダートに変わり、羊の大群と遭遇したりしながら延々と走る。周囲を山に囲まれており、自分がどのあたりにいるか?全くわからない。

10時を過ぎた頃、路面の積雪が厚みを増し始めたので、道幅の広い所でチェーンを装着する。
直後の10時半、ゲートの所に到着する。途中、何カ所か迷う場所もあったが、概ね問題無しである。チェーン装着を含めてここまで約2時間だった。

アクセス路に入ると道幅は急激に狭くなった。噂には聞いていたが、これまで運転したどのクラブフィールドのアクセス路よりもひどいものだった。そして距離も長い。
ただ、前車が通過した轍があり、そのお蔭で不安に駆られることは無かった。

アクセス路の途中で、お決まりの待機を15分ほどさせられる。前の車は2WDのトヨタ・ビッツだった。来馴れているのか?全く知らずに来たのか?よくやるよ・・・と思う。

待機が解除となって、しばらく進むと、広場に小屋があってがあってパトロール係がいる。ここが噂で聞いた、トランシーバー・ポイントだと思った。・・・が、今回はクラブ員も多く全く関係なしである。

例によって2WDは通行止め。乗員は全員4WD車にヒッチハイクである。今回は、アメリカから来た学生三人組(内女性1名)を乗せる。全員、ファットスキーを持っていた。私が160cm程度の基礎用スキーだったのであまりに貧弱だと言うと、冗談が通じたのか、その後は話が弾んだ。一人は親戚が日本人だと言っていた。

11時、何とか単独でスキー場まで辿り着く。狭い駐車場は満杯で凄いことになっていた。
周囲を見渡すと、やはり噂に聞いていた通りの凄いスキー場である。スキー場というよりはヘリスキーのコースだ。格の違いをまざまざと感じた。

風景は最高だったが、滑りの方は、今回の渡航では最低だった。雪質は重く、ややクラスト気味でもあり、とても快適とは言えない。また、これまでの疲れもあって満足にターンできない。長旅、風邪、クイーンズタウンからの移動、滑走5日目、単独でのドライブなど・・・条件は厳しかった。

ファットな山スキーでもあれば・・・と感じたが、しかし、こんなスキー場に来れただけでも幸せである。

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ウインドホイッスルの看板・・・
この看板がここにあるのはかなり前から知っていた。
 →ウインドホイッスルの看板;Googleストリートビュー


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夏の間、見ないと思ったら・・・
こんな所に移動していた(Googleストリートビューより)

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冬の間は、目立つ右手の位置にある。
(Googleストリートビューより)



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さて、3シーズン待ったチャンスが訪れた朝。
雪!
このウインドホイッスル周辺も積雪。
(小さくMt.オリンパスの行き先が表示されている。)

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路面に積雪は無いものの、先が思いやられる状態・・・
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路肩には放置されて雪に埋もれた車が・・・
不安感倍増である

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一部、凍結路面もあったが、結局、舗装路区間で特に問題はなかった。
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ようやく、オリンパスがある山々が見渡せる地点まで来る。
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路肩の目立たない看板にMt.オリンパスの表記が・・・
見逃してしまいそうな感じ。

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もしかしたら右のゲートを開けて?みたいな・・・
そんな雰囲気の看板。これも騙される・・・
スキー場はオープン・・・

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ダートに入ると、やや、路面の積雪は増えたが、轍があって、問題無く走れた。
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途中、移動中の羊の大群に取り囲まれる。
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これまた見逃しそうなMt.オリンパスの表記・・・
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谷間を走る・・・やや方角がわかり難い。

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積雪も増えて来たので、広い場所で予めチェーンを装着する。
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山道に入る手前に看板があった・・・
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「神々の遊び場へようこそ・・・」
そして、
「タイヤチェーンと勇気を常に持て・・・」
まるで特殊部隊の部隊標語のようである。
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噂の山道・・・
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やはり、これまで走った中でも狭い部類だということがわかる。
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岩陰をかすめながら進む・・・
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まず、1回目の待機。
前の車は2WDのヴィッツだった。
こんな車でも来れるんだ・・・・?!

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まぁ、交差はできない。
Uターンもできない・・・前進あるのみである。

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2回目の待機所でUSAからの学生3名を乗せて、スキー場駐車場まで向かう。
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積雪で狭くなっている上に、かなりの急こう配・・・
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次第に風景は、まず、車で向かう場所ではない・・・そんな雰囲気となって行く。
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ようやくオリンパスの駐車場に到着!
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駐車場というより、道だな・・・・こりゃ!
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ロッジでチケットを買う為にロープトゥーに乗る・・・
順番が逆では??

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下のロープトゥー乗り場では、やや、リフト待ちが見られた。
クラブ員イベントの関係だという。

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ロッジ内部・・・
やはり、普段と違って、混雑しているようだ。

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ロッジ内部②
今日は荷物が多い・・・

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ロッジ内部③
壁のいろいろな伝言や情報など・・・

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ロッジ内部④
チケット売り場と、通路の奥は宿泊エリア?

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ロッジ内部⑤キッチン周辺・・・
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ロッジ内部⑥
壁のいろいろなインフォメーション・・・

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あれ?下のリフトで話を聞いたカウボーイハットの人は、スキー場の関係者だったのかな?
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このチケットを買うために3シーズン待ったのだ(笑)

いよいよゲレンデ紹介、Part2へと続く・・・


Schi Heil !!