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Wilderness Helli-Ski 2005/Aug/15(Mon)

【 ウェルダネス・ヘリスキー / Wilderness Helli-Ski  2005/Aug/15(Mon)


   【時間】 9時半頃Mt.クック飛行場に着  【天候】快晴しかしMt,クックは傘を被っていた。
   【気温】滑走中は暑い  【同行者】サカイ隊員  【用具】ガルモント・アドレナリン、レンタルでフォルクルのファット
   【斜面状況】かなりクラストしており快適とは言えなかった

憧れのウェルダネスヘリスキー、そして3年ぶりのヘリスキーである。
途中、Mt.クックロードは世界遺産にも指定されているエリアであり、圧巻であった。3年前のハリスマウンテンのヘリスキーで行った飛行場を横目に見ながら走る。

受付など英語で順調に進む。ビーコンの装着法がどうしてもわからず、まごまごしていると日本人対象のビーコンのレクチャーが始まっていてびっくり・・慌てて仲間に入る。そこで正確な装着方も判明した。

我々に班は、ガイドのサラと外国人2名。その一人、フランスから来た若者が、オールレンタルで用具に慣れておらず転倒の連続。また片方のスキーを紛失してしまい、それは私が見つけたのだが、その後も片方が外れて下の方まで滑って行ってしまったり・・とトラブルの連続だった。

その間、長時間待たされたため体調のリズムを崩したのか?朝から続いていた喉の痛みが喉全体に広がり、風邪の状態になってしまう。その後、昼食のオレンジジュースで少し気分は持ち直したものの、滑ること自体が苦痛となってしまう。おまけにエクストラ・2ランをやることになり、もうやめてくれ・・・という心境だった。

体調のせいか?とにかく左足に乗れず、あえて右足だけで滑ってみることも試した。しかし、そうやると体重の掛かっていない左スキーが、ファットということもあって雪を拾ってしまい、度々、て転倒しそうになる。ファットスキーは直滑降でも雪の荒れをすぐに拾ってしまうので、安心して飛ばせない。

そんな状況が続いたが、後半、バナナシェイプを意識して滑るとスキーが上手く水上スキーの様に走ることが判明。しかし、急激に変化する雪質に身体がついて行かず、山回りで安定性に欠けていた様に思う。前日のオハウで感じた谷回り感覚も、足場が安定しなければ不可能だった。

とにもかくにも、体調が全てで、体調さえ良ければもっと楽しめた様に思う。しかし、そうは言っても前回のヘリスキーと比較しても技術的に上達はしていたように感じる。直滑降でのファットスキーの不安定さも同様だったと思う。また、雪山に対する感じ方も前回は衝撃的だったが、今回は白馬鑓の滑走などの経験もあった為か?前回のような衝撃は感じなかった。確かに凄い場所ではあるが…。











Schi Heil !!